繋ぐストーリー Vol.1 「退職後の生きがい・トイプードルプリンちゃん」

「こんな時代だからこそ、犬の力を借りて生きる!」

 格家族が進み、なんだか人と人との関わりあいも箕臼に感じる社会。

本当は当たり前であったことが当たり前ではなくなってきている昨今。

そんな中、もう一度触れ合うということ、気遣うということ、感じるということ助け合う

ということ、癒すということ、愛するということをわかることができたら……。

 

もしかしたら知らない人がいるのかもしれない。

思い出せない人がいるのかもしれない。

でも、やり方がわかればできるのかも?

相手がいればできるのかも……。

 

人として生きていくのに本当に大切なことを「今」

もう一度教えてくれるのは、もしかしたら「犬」のなのかもしれません。

 

「犬の力を借りて生きる」

                ペットコンシェルジュ」®︎ トイプードル 小ぶりサイズ

 

繋ぐストーリー ♡ Vol.1 「退職後の生きがい・トイプードルプリンちゃん」

                敷地内二世帯住宅と柴犬

子供が小学校低学年の兄弟とそのお父さんとお母さん、

そして、あと1年で定年を迎えるという別棟で暮らしているおじいちゃんが、

わんちゃんをお探しということで来店していただきました。

お探しの犬種は柴犬

暖かい昼間は、お庭があるということでわんこはお庭で自由に過ごし、

夕方みんなが帰ってきたらお家に入るという生活。

柴犬は、運動が必要な犬種なので、誰もいないお家で、

ゲージの中に長時間入れっぱなしという飼い方はわんこにも飼い主さんにも

だんだん負担に思うことが増えてくるので、この飼い方なら、

ご要望の「柴犬」でも大丈夫ということでお引き渡しさせていただきました。

その後まだお仕事をされていたおじいちゃんは、自分がお休みの日は

息子さんのお家に遊びに行き、お庭で遊んでいる柴犬を連れ出してお散歩と

たいそうはりきっていらっしゃいました。

それまで、わんこを飼ったことがなく、お仕事に明け暮れた世代の

おじいちゃんは、行くと喜びを前面に出して迎えてくれる柴犬のことが

可愛くて可愛くて仕方なくなったそうです。

なので、始めのうちは、おじいちゃんがお孫さんのお家に通って……と

いう日々を過ごしていたのですが、その後お仕事を退職されると

わんことずっと一緒にいたいと考えるようになったのだそうです。

「自分の犬がほしい!!」とおじいちゃん

しかし、息子さんのところのわんこだし、お孫さんたちにもなついているので

おじいちゃんのおうちで・・・というわけにもいかず、何度か私のところに

相談にいらしていただき、結局おじいちゃんのお家にもう一頭新しいわんちゃんを

迎えることになりました。

おじいちゃんはとにかくいつも一緒にいたい、連れて歩きたいという

ご希望を出され、お家の中で飼うということになり、

毛のほとんど抜けない「トイプードル」を迎えてもらうことになりました。

名前は、インスピレーションで思い浮かんだ「プリンちゃん」。

ビジネス用のスケジュール手帳がワンちゃん用のスケジュール手帳に

今では、毎週1回はおばあちゃんと「プリンちゃん」と一緒に

おやつを買いに来店され、爪やお耳のケアもそれはそれはこまめに

やっていただいています。

一番印象的なのは、スケジュール帳を片手にトリミングのご予約に来店され、

心配事を相談されたり、時にはその子のお洋服の見立てを頼まれたり……。

おじいちゃんお一人だけで、いらっしゃることもあるのですがその時は、

その子の専用鞄をお持ちになり、わんちゃんと会話されながらいろんなものを

選んでいらっしゃいます。

その姿が本当に微笑ましい〜

それはそれは本当に楽しそうで、愛おしいと思っていらっしゃるのが

手に取るようにわかります。

奥様は「まさか、こんな風にわんちゃんを連れてひとりでトリミングや

お買い物にいくようになるとは思わなかった。」とおっしゃっていました。

お話を聞いてみると、ご自身のお子さんは、仕事仕事でほとんど子育てに

関わることもできず、お家のことや子供さんのことは

おばあちゃんに全て任せっぱなし・・・。

買い物に一緒に行くなんてことは、数えるほどしかなかったと教えてくれました。

だから、特にそれまでこれといった趣味もなく、退職したらどうやって

時間を過ごすのだろうと家族からも心配されていたんだそうです。

でも、トイプードルを迎えたことによっておじいちゃんの生活は

一変してしまったようです。

今思うと・・・息子さんのところが、わんこを飼うことになってなければ、

自分のわんこを飼うという選択肢はなかったと思いますが。

 

ワンちゃんと暮らす毎日が楽しい!!

お散歩だけならまだ想像がついたけど、まさか一人でショップに行き、

お洋服を選んだりトリミングの予約までするようになるとは・・・と

おばあちゃんもあまりの変わりように驚いておられました。

ある日、おじいちゃんにそのことをこっそりお伝えすると・・・

恥ずかしそうにこう応えられました。

「プリン」を迎えたことで、生活にリズムができ、張合いができて毎日が楽しい。

愛情をかければきちんと返してくれるのも嬉しいし、話し相手にもなる。

最近では、「プリン」が何を考えているのかもわかるようになってきて、

それに応えてあげたいといつも思っている。

「プリンを迎えて本当に良かった。今は、間違いなくプリンは私の生きがいです」

こう仰られたおじいちゃんの顔は、本当に優しい笑顔でした。

きっと、この笑顔で毎日「プリンちゃん」とおばあちゃんと過ごされているんだろうな〜

おじいちゃんに、「プリンちゃん」をお繋ぎさせていただけたことは、

私にとっても忘れられないハッピーストーリーになりました。

 

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